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Gender in Japan Series 「女性活躍」のための政策の動向と残された課題 ~若草プロジェクトの活動から見えてきたもの~

日時
2021年7月7日(水)9:00 - 10:00(JST)
会場
Zoomによるwebinar
言語
日本語
登壇者
  • 村木厚子 津田塾大学客員教授
司会
  • 白波瀬佐和子 東京大学現代日本研究センター長
イベント概要

少子高齢化の進展とそれに伴う財政状況の悪化に伴い、「支え手」としての女性の活躍と将来の支え手である子ども・子育てのための政策は、政府部内で重要度が高まっている。これらは、男性の働き方や家庭参加のありようの変革、また、企業の人事労務管理の変革を求めている。こうした最近の政策の流れを確認したうえで、見落とされがちな、「女性活躍のスタートラインにすら立てていない状況にある少女・若年女性」の問題について、生きづらさを抱える少女・若年女性を支援する若草プロジェクト活動を通じて見えてきた課題を紹介する。

登壇者について
村木厚子

労働省(現・厚生労働省)入省。女性政策や障害者政策などを担当。2009年、郵便不正事件で逮捕。10年、無罪が確定し、復職。13年、厚生労働事務次官。15年、退官。困難を抱える若い女性を支える「若草プロジェクト」代表呼びかけ人。津田塾大学客員教授、伊藤忠商事などの社外取締役を務める。著書に『あきらめない』(日本経済新聞出版社)、『日本型組織の病を考える』(角川書店)など。