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Gender in Japan Series 「日本のジェンダー格差、なぜ解消しないのか」

日時
2021年2月22日(月)9:00 - 10:00 (JST)
会場
ZoomによるWebinar
言語
日本語
登壇者
  • 上野千鶴子 東京大学名誉教授、NPO法人ウィメンズアクションネットワーク
司会
  • 白波瀬佐和子 東京大学現代日本研究センター長
イベント概要

コロナ禍のもとで1年が過ぎました。非常時には見たことも聞いたこともない新しい変化が起きるというよりも、平時の矛盾が拡大・増幅してあらわれます。そのしわ寄せを食らったのが、もともと脆弱な状況に置かれた女性たちでした。GDPが世界3位なのに、男女平等指数が121位。これは日本社会の謎であり、課題です。同様に、4大進学率が男女とも約5割の時代に女子学生比率が2割の壁を越えないのも東京大学の謎であり、課題です。東京大学理事・副学長を務められ、政府が任命した「コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会」の座長として迅速に「緊急提言」を出された、元同僚である白波瀬佐和子さんとトークできるのが楽しみです。

登壇者について
上野千鶴子

社会学者。京都大学大学院社会学博士課程修了。社会学博士。1993年東京大学文学部助教授(社会学)、1995年から2011年3月まで、東京大学大学院人文社会系研究科教授。2011年4月から認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。第20−22期学術会議会員。第23-25期日本学術会議連携会員。専門は女性学、ジェンダー研究。高齢者の介護とケアも研究テーマとしている。